
「旅したいけどお金がない…」そんなあなたへ
「ビクトリアに行ってみたいけど、カナダって物価高いんでしょ?」「留学中で節約しないと…」
そんなふうに感じているあなたに朗報です!
実は、1万円(カナダドルで約90ドル)以内でも、ビクトリアをしっかり満喫できる節約旅が可能なんです。
本記事では、バンクーバー在住者や留学生におすすめの、コスパ最高の1日プランを具体的にご紹介します。「お金がないから諦める」のは、まだ早い!
旅行気分を味わいたい方、自分へのちょっとしたご褒美旅をしたい方も必見です!
ビクトリアってどんな街?魅力と基本情報

ビクトリアはブリティッシュコロンビア州の州都。歴史ある街並みと自然の美しさが共存する、カナダ西海岸の宝石のような存在です。イギリス文化の影響を色濃く残し、赤レンガの建物やガス灯、クラシカルなホテルが立ち並び、まるでヨーロッパを旅しているかのような気分を味わえます。
街の中心地はコンパクトで歩きやすく、初心者にもやさしい街です。バスやフェリーで簡単にアクセスできる点も、バンクーバー在住者や留学生には大きな魅力です。
お金をかけなくても、心が満たされる場所──それがビクトリアです。
1.ビクトリアの基本情報
位置:カナダ、ブリティッシュコロンビア州
人口:約85万人(都市圏)
面積:約19,500平方キロメートル
気候:温暖な海洋性気候(冬は温暖、夏は涼しい)
観光地:
・インナーハーバー
・BC州議事堂
・ブッチャートガーデン
アクセス:バンクーバーからフェリーで約1時間半
言語:英語(公用語)
通貨:カナダドル(CAD)
名物料理:
・アラスカサーモン
・フィッシュ&チップス
観光シーズン:春〜秋(特に6月〜9月が観光のピーク)
1万円以内で行く!交通費の節約術
ビクトリアへのアクセスは主に以下の3つ:
- バス+BCフェリー(最安)
安いがビクトリアに行くまで4時間くらいかかる - ハーバーエア(水上飛行機)
高いけど日本ではなかなか体験できない水上飛行機! - クルーズツアー(観光向け)
値段はしますが、バンクーバーのダウンタウンからビクトリアまでの移動が楽々!
ツアーによってはブッチャートガーデンに行けるものも!
それぞれの詳細をご紹介します。
バス+BCフェリー

最もリーズナブルなのが、バスとフェリーを組み合わせた方法。
- 片道:約20〜40カナダドル(往復40〜80ドル)
- 所要時間:約4時間(バス+フェリー)
事前にICカード「Compass Card」を使えば、バンクーバー市内からTsawwassen Terminalまでの交通費もお得に済ませられます。
私が前回ビクトリアに行った際はこの方法で行きました。
時間はかかりますがお金をかけずに向かうことができるので、金欠の私にはぴったりでした。
しかもBridgeport Stationからバスでいどうになるのですが、ここからのバスはバンクーバーでは珍しいダブルデッカー(2階建バス)に乗ることができます!
また、フェリーの乗車時間は1時間40分です。
フェリーの中にはWhite Spotというレストランやカフェもあるので朝早めに出発しても船内で食事をとることも可能です。
ただ、デメリットとしては時間がかかることと、帰りの時間を考えて予定を立てないとフェリーに間に合わない可能性があります。
フェリーは1時間おきに出発するので逃してしまうと1時間待たないといけません。
【時短&絶景重視派に:ハーバーエア(水上飛行機)】

時間を優先したい方や、特別な体験をしたい方には「ハーバーエア(Harbour Air)」の水上飛行機がおすすめです。
- 片道:約140〜200カナダドル(時期や予約状況による)
時期によっては100ドル以下の場合も!! - 所要時間:約35分(バンクーバー・ダウンタウン〜ビクトリア・インナーハーバー間)
- 特徴:港から港へダイレクトに移動できる&空からの絶景が楽しめる!
水上飛行機に乗る体験自体が一つの観光アクティビティ。エメラルドグリーンの海や小島が連なる絶景を空から楽しめるのは、ハーバーエアならではです。
「移動も旅の思い出にしたい」という方には、ぜひ一度体験してほしい贅沢な移動手段です。特別な日や記念日旅行にもぴったり♪
また、もしビクトリアで宿泊する方はハーバエアを使用することをおすすめします。
私がよく使用している「Expedia」さんのパッケージでは水上飛行機とホテルの宿泊で300〜500ドルで利用可能です。
素性飛行機の往復が約400ドルと考えると100ドルもしくはそれ以下で宿泊ができるのでお得ではありませんか??
もし、ゆったり観光をしたい方はぜひご検討ください!
バスツアー(観光向け)
バンクーバーからバンクーバー島へのガイド付き日帰りツアーに参加するという選択肢もあります。
ほとんどのツアーはバンクーバーのダンタウンにあるホテルから出発です。
そこから観光バスに乗ってツワッセンフェリー乗り場に向かいます。
乗り場までは直接向かえるので、自分で電車とバスになるよりは時短、そして楽に向かうことができます。
また、現地に到着後もブッチャートガーデンなどの観光地にも連れて行ってくれるのでバスの旅行初心者の方でも迷わず移動できるかと思います。
ツアーの特徴
料金の目安:大人1人あたり約270カナダドル〜(2025年4月時点)
※料金は時期や空き状況によって変動します。
所要時間:約12時間(7:30出発/19:30解散予定)
※ホテル送迎時間により変動します。
含まれるもの(ツアーによって変動になります。)
英語ガイド(ツアーにより日本語ガイドのオプションもあり)
往復クルーズ乗船(バンクーバー ⇄ ビクトリア)
ブッチャート・ガーデンズの入園料
バンクーバー市内ホテル送迎
このツアーは少し予算に余裕のある方向けではありますが、
その分「時短」「快適さ」「非日常感」のすべてを一度に味わえる、まさに“ご褒美旅”にふさわしい内容です。
「次の休日、思いきって癒しの1日を自分にプレゼントしてみようかな」
そう思った方は、ぜひこちらから詳細をチェックしてみてください👇
→ ビクトリア&ブッチャート・ガーデンズクルーズツアーを見る(Klook公式)
※人気シーズンはすぐに満席になることもあるので、早めの予約がおすすめです。
無料&格安で楽しめる観光スポット5選
「観光=お金がかかる」と思っていませんか?
実はビクトリアには、無料〜数十ドル程度で楽しめる観光スポットがたくさんあるんです。
歴史ある街並みや美しい公園、ローカルなマーケットなど、“見るだけ”でも心が満たされる場所ばかり。
ここでは、節約派の旅行者や留学生にぴったりな「コスパ最強スポット」を厳選してご紹介します!
インナー・ハーバー周辺の散策(無料)

ビクトリアの中心地に位置するインナー・ハーバーは、街の顔ともいえるスポット。州議事堂やエンプレスホテルの重厚な建物、停泊するヨット、道端のストリートパフォーマーなど、歩くだけで“非日常”を味わえます。フォトスポットも多く、SNS映えも間違いなしです。
BC州議事堂(無料・寄付制)

外観だけでなく内部の見学も可能なBC州議事堂。無料(寄付制)で参加できるガイドツアーもあり、建物の歴史や政治の仕組みなどを知る貴重な機会になります。建築の美しさも必見!夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に。
ロイヤルBC博物館(特別展以外で〜)
ビクトリアの中心部に位置する「ロイヤルBC博物館」は、ブリティッシュコロンビア州の歴史と自然を体感できる人気施設。先住民文化や開拓時代の街並みをリアルに再現した展示は、まるでタイムトラベルしているような没入感があります。
常設展の入場料は5ドル〜と良心的で、特別展を除けばかなりお得。学生証を提示すれば割引になることもあるので、忘れずに持参しましょう。
建物の周辺にはトーテムポールや美しい庭園もあり、無料で散策だけでも楽しめるのも魅力のひとつ。屋内施設なので、雨の日の観光にもぴったりです。
「ビクトリアでちょっと知的な時間を過ごしたい」そんな方におすすめのスポットです!
ビーコンヒル・パーク(無料)
ビクトリアの中心部から徒歩圏内に広がる「ビーコンヒル・パーク」は、市民にも旅行者にも愛される緑豊かな公園です。手入れの行き届いた芝生や季節の花々、池や噴水が点在し、まるで絵本の中の風景のような癒し空間が広がっています。
この公園の魅力はなんといっても、リスやクジャクといった野生動物に出会えること!
特にクジャクが自由に歩く姿はビクトリアならではで、写真映えもバッチリです。
ピクニックを楽しんだり、のんびり読書したり、芝生に寝転んで青空を見上げたり…
過ごし方は自由!
遊具のあるエリアもあるので、家族連れにもぴったりです。
天気の良い日は、ぜひテイクアウトのコーヒーを片手に、のんびり散策してみてください。心も体もリフレッシュできますよ♪
ダグラス通りのローカルマーケット(無料)
ビクトリアの中心街・ダグラス通り沿いには、週末や季節限定で開かれるローカルマーケットが点在しています。新鮮な野菜や果物、手作りの雑貨やアクセサリー、アート作品まで、多彩なアイテムが並び、歩いて見て回るだけでもワクワクが止まりません!
出店者の多くは地元のクリエイターや農家さん。商品の背景やこだわりを直接聞けるのも、マーケットならではの魅力です。試食できるフードブースや、路上パフォーマンスを楽しめることもあり、ちょっとしたお祭り気分を味わえます。
「見るだけ」「話すだけ」でもOKなので、節約旅中でも気兼ねなく楽しめるのが嬉しいポイント。気に入ったものがあれば、$5以内で買えるハンドメイド雑貨や焼き菓子など、お土産にもぴったりです。
ビクトリアの“暮らし”を感じられる場所として、ぜひ立ち寄ってみてください。
食費を抑えつつ満足度も高い!おすすめのローカルグルメ
予算内で食べられる!味も◎なグルメをご紹介。
① Red Fish Blue Fish($17.5〜)
港にある人気のフィッシュ&チップス店。ボリューム満点!
② Crust Bakery($5〜)
地元民に大人気のベーカリー。クロワッサンやキッシュが絶品。
③ The Dutch Bakery($10前後)
レトロでかわいい雰囲気。サンドイッチやペストリーが安くて美味しい!
④ Chinatownの点心($10〜)
リーズナブルで本格的な中華料理。小腹が空いたときに◎
⑤ マーケットで地元の焼き菓子やドリンク($5前後)
歩き疲れたら、地元のカフェでひと休み♪
お得なアクティビティ&現地の節約テクニック
- 学生証を活用(一部施設で割引)
- 公共図書館で無料Wi-Fi&休憩
- セーブオンフーズなどのスーパーで安くドリンクや軽食調達
- 公園のベンチや芝生を活用してピクニック風に楽しむ
- 観光案内所で無料のマップやクーポンをGET
- Too Good To Go アプリで余った料理をお得にゲットできることも。旅先でも活用できます!
実際の1日モデルコース(スケジュールつき)
【朝】

- 7:00 バンクーバー発(バス+フェリー) ($20〜)
- 11:00 ビクトリア到着→インナーハーバーを散策
【昼】
- 12:00 Red Fish Blue Fishでランチ($15)
- 13:00 州議事堂&ビーコンヒルパーク散策(無料)
【午後】

- 15:00 Chinatownやマーケットで散策+おやつ($5〜10)
- 16:30 カフェで休憩($5〜)
【夜】
- 18:00 ビクトリア発→バンクーバーへ($20〜)
- 21:00 帰宅
トータル予算:約85〜90ドル(交通+飲食+おやつ)
まとめ
「ビクトリア旅行=高い」は、もう昔の話!
ちょっと工夫すれば、1万円以内でも驚くほど充実した1日旅が実現できます。学生さんや節約中の方でも、自分へのご褒美として手軽に非日常を味わうことが可能です。
気軽に旅に出て、新しい風を感じてみませんか?
ぜひ次のお休みには、この記事のモデルプランを参考に、ビクトリアへの“節約ご褒美旅”を実践してみてくださいね!
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